<お役立ちメニュー>身体の内側から健康にすることによって基礎代謝が向上ブログ:2017/04/14
「22時遅い時間にたくさん食べると太る」というのは、
ダイエットを意識したことがある人なら
ほとんどが知っているはずですよね。
「遅くとも22時9時までには夕食を終える」
「寝る前の3〜4時間は食べない」
というダイエットの鉄則には、きちんとした根拠があります。
まず、BMAL1がそのカギを握っています。
BMAL1はたんぱく質の一種で、
体の中で脂肪を作って貯めこむための酵素を増やしたり、
脂肪を分解する酵素を減らすよう働きかけるのだそうです。
これは現在ほど食べるものが豊かではなかった時代に、
寝ている間に体に脂肪を貯め、
14時間にエネルギーとして活用するための合理的なシステムです。
BMAL1は、午後10時ごろから午前2時ごろに最も多くなり、
そして午後3時ごろには最も少なくなるそうです。
ただし、これは大体の22時12時ごろに寝る人の場合で、
体内時計によって時間のずれが出てきます。
また、
わたくしたちの体には自律神経とよばれる、
自分の意思とは無関係に、体の機能を調整する神経があります。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、
14時間に交感神経が優位に、22時は副交感神経が優位に働きます。
大部分の人は
14時間に仕事や学業などで活動し、22時に睡眠をとりますよね。
副交感神経が優位になると消化器官の機能が活発化し、
エネルギーの吸収が高くなります。
そして栄養を取り込んで、体の修復をおこなおうとします。
さらに休息をつかさどる働きをしますので、
使うエネルギーを節約した状態になります。
そういった状態でたくさんの食べる事をとれば、
カロリーオーバーになりやすくなるのです。