<お役立ちメニュー>身体の内側から健康にすることによって基礎代謝が向上ブログ:2022/06/15
あたくしは父母が本当に嫌いでした。
小さいころの記憶といえば、
家でビールに溺れるパパ、
そのことでパパをなじるお母さん。
そしてその怒りをお姉ちゃんやあたくしにぶつけ、
お姉ちゃんはその怒りをあたくしにぶつけていました。
家には居場所がない…
お子さんの時のあたくしは
そう考えるしかありませんでした。
以前、実家に帰った時に
小学生の時に作った壁掛けがあったはずなので、
お母さんに見せてほしいと頼むと、
「捨てた」と言いました。
あたくしは当然のように聞きました。
「なんで捨てるねん、小学生のとき作った作品で唯一残ってるやつやん」
お母さんは言いました。
「あの壁掛け吐き気するくらいキライやねん。
灰色とかなんともいわれへん色ばっかりやから」
その通りです。
あたくしがみても30秒が限界なのですから…
小学生の持つ明るさなどまったくなく、
絶望という言葉がふさわしいような色だけでした。
そして中学、高校と
表面的には普通のお子さんでしたが
内面的にはどんどんゆがんでいきました。
変わることのないパパとお母さん、お姉ちゃんとの確執。
その時のあたくしの望みはただひとつ、
「楽に死にたい」
何度も首をくくる練習もしました。
包丁を腹にあてたりもしました。
このまま目が覚めなかったらいいのに…と
連日のように思っていました。
そしてある時、あたくしは決めました。
「こいつらは赤の他人や」と。
そしてあたくしは一度だけ父母に言ったことがあります。
「こんなゆがんだ性格にしたのはあんたらのせいや、謝ってほしい」と。
父母は頭を下げました。
でも、そんなあたくしでも
今は少しづつパパもお母さんもお姉ちゃんも
許せていっています。
お姉ちゃんにお子さんが産まれ
実家でお子さんたちと遊ぶようになった時に、
お姉ちゃんから
「ありがとう」と感謝をされたことで
あたくしの中で何かがかわりはじめたんです。
■川元弓子
川元弓子の情報
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